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システムトレードで大量のデータを扱う

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システムトレードにおけるデータベース選び

私の場合、将来的には Cloud環境 でシステムを運用したいと考えていますが、現在はローカル(Mac)で開発を進めています。

システムトレードでは株価などの 大量の時系列データ を処理・保存する必要があります。
最初は手軽さから MySQL を採用しましたが、データ量が増えるにつれて処理が追いつかなくなり、より堅牢な PostgreSQL に移行しました。


TimescaleDBを選んだ理由

さらに、膨大な時系列データを効率的に扱うために、PostgreSQLの拡張機能である TimescaleDB を採用しています。

TimescaleDBは、時系列データの保存と解析に特化したデータベース拡張で、以下のような特徴があります。


注意点と利点

TimescaleDBは 更新や削除操作にはやや不向き ですが、その代わりに INSERTや集計が非常に高速 です。
システムトレードのように「追記型のデータが中心で、分析処理が多い」ケースでは特に相性が良いと感じています。

また、オープンソースで 無料で利用できる のも大きな魅力です。
ただし、扱うには多少の学習コストが必要になります。それでも、処理速度や安定性を考えれば、システムトレードを実装する上で 必須の技術 だと思います。


今後について

詳しい使い方や、実際にシステムトレードでどのようにTimescaleDBを活用しているかは、また別の記事で紹介していく予定です。


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